大学薬学部の学費について

私立大学、国公立大学によって入学金や授業料といった大学でかかる学費は大きく異なります。ここでは、私立大学の薬学部と国公立大学の薬学部の学費について実例を挙げて紹介します。年度によって大学ごとに変更される場合がありますので、各大学のホームページやパンフレット等でかならず確認してください。

大学薬学部

私立大学の薬学部でかかる学費例

以下表内薬学系私立大学の「授業料」には、授業料と施設設備費を合算して掲載しています。（2022年3月調査）
下記学費以外に、大学ごとに「委託徴収金」年間3～5万円前後、「教育充実費」年間3～10万円程度などがかかります。大学のホームページに学納金についての案内がありますので、詳細は各大学ホームページでご確認ください。

また、教科書代は履修科目によって必要な教科書が異なりますが、下記学費とは別にかかります。

大学名 (私立)	学科	入学金	授業料（1年次）	授業料（2年次以降）
北里大学	薬学部薬学科（6年制）	400,000	1,950,000	2,050,000
帝京平成大学	薬学部薬学科（6年制）	350,000	2,034,700	2,034,700
明治薬科大学	薬学科（6年制）	400,000	1,890,000	1,990,000
昭和薬科大学	薬学科（6年制）	350,000	2,023,640	2,012,800
横浜薬科大学	薬学科共通（6年制）	400,000	1,950,000	2,350,000
神戸学院大学	薬学科(6年制)	400,000	1,800,000	1,800,000

国立大学の学費例

2022年3月調査時の国立大学の学費は、下表のとおりです。国立大学は成績が優秀で経済的理由によって支払が困難な場合など、授業料免除制度や奨学金制度もあるので、ぜひ大学窓口まで相談しよう。学費についての詳細は各国立大学ホームページでご確認ください。

大学名(国立)	入学金	授業料（年）
国立大学	282,000円	535,800円
千葉大学	282,000円	642,960円

公立大学の学費例

公立大学の場合は、大学のある市または県に居住しているかどうかで入学金が異なります（県立なら県内、市立なら市内）。居住しているかどうかというのは、受験日までに引越せばよいのではなく「入学日の1年前からその市内や県内に住んでいる場合」もしくは「親族が住んでいる場合」に適用されます。親族の範囲は「父親or母親」もしくは「父親or母親or兄弟まで」と、大学によって規定が異なりますので、各大学窓口までお問合せください。

大学名（公立）	入学金（初年度）	授業料（年）	諸経費※
静岡県立大学	県内在住：141000円県外在住：366600円	535800円	116,730円
名古屋市立大学	市内在住：232,000円市外在住：332,000円	535800円	134,305円
岐阜薬科大学	市内在住：282,000円市外在住：504,000円	535,800円	139,840円